近年、多くの人に認知されているうつ病にはさまざまな症状が現れます。この症状は心だけではなく体にも出てきます。そのため、ずっと続いている体調不良の原因がうつ病だったなんてケースも少なくありません。そのため、自分の身体を管理するためにうつ病の症状を調べておきましょう。
まず、心に現れる症状で最も特徴的なのが抑うつ気分です。これは気分が落ち込んだり理由もなく悲しい気持ちになったりします。これが悪化してしまうと生きていても何も希望を感じられなくなってしまいます。次は思考能力の低下です。注意力が欠落して集中力が低下してしまいます。そのため、人が言っていることをすぐに理解できない場合や些細なことでも自分で決断できなくなってしまいます。最後が意欲の低下です。これは今まで好きだったことや没頭していた趣味を楽しめなくなってしまいます。また、人と話をするのがつまらなく感じる場合や生活に楽しさを感じません。ほかには漠然とした不安や焦燥感が原因で落ち着きが無くなってしまいます。ふとした瞬間でもこれらの症状があるのなら少し自分と向き合ってみましょう。
うつ病が原因で現れる体の症状はいくつもあります。初期段階でも出てくるのが睡眠障害です。いくら横になっていても眠れない場合や夜中に何度も目が覚めてしまう症状などがあります。また、しっかり寝ているのに寝た気がしない場合にも注意が必要です。次が食欲異常です。これは食欲が低下してしまったり過食傾向になったりする場合を表します。次に倦怠感や疲労感が長く残ってしまうことがあります。そのほかには性欲の低下などのホルモン異常や長く続く頭痛などが挙げられます。
これまで紹介した症状がでていれば絶対にうつ病というわけではありませんが、もし心当たりがあるのなら一度専門の医療機関を受診してみましょう。
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